2021年5月16日日曜日

5月18日(火)より  吉野俊太郎 個展 “Plinthess” を開催します (企画 原田雄)

 ギャラリー美の舎は5月18日(火)より 原田雄企画 吉野俊太郎 個展“Plinthess”を開催します


▍吉野俊太郎 展 “Plinthess”

2021年5月18日(火)〜29日(土) ※24 日(月)、25 日(火)休廊

12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで


吉野俊太郎 略歴

東京芸術大学美術学部彫刻科 卒業
サロン・ド・プランタン賞 受賞
クマ財団クリエイター奨学金一期生
Royal Academy Schools / ロンドンへ交換留学

2019年 東京芸術大学大学院美術研究科修士課程修了
2021年現在 東京芸術大学大学院美術研究科博士後期課程 在籍中 


台座に関する研究を行なっている吉野俊太郎にとって、展示台座とは「上に載るあらゆるオブジェクトに〈彫刻〉を投射することができる、幻灯機のような演出装置」であるといいます。
本展のタイトルである“Plinthess”(プリンセス)とは、“台座”を意味するPlinth(プリンス)を女性名詞化した、吉野による造語です。

吉野の展示台座にまつわる考察をぜひご覧ください。







台座に関する研究を行なっている吉野俊太郎にとって、展示台座とは「上に載るあらゆるオブジェクトに〈彫刻〉を投射することができる、幻灯機のような演出装置」であるといいます。(中略)

本展のタイトルである“Plinthess”(プリンセス)とは、“台座”を意味するPlinth(プリンス)を女性名詞化した、吉野による造語です。権力誇示のための道具として都合よく扱われてきた展示台座が実は男性的顕示性だけではなく、本質的に両義的性質を抱えているのではないかという問いから始まる本展では、まず展示台座の上などといった外面ではなく内面に目を向け、両義性の対極を意識するところから始めます。展示台座自体がその性質からどのような人格を内に秘めているのか、吉野の展示台座にまつわる考察をぜひこの機会にご高覧いただければ幸いです。









▍吉野俊太郎 展 “Plinthess”

2021年5月18日(火)〜29日(土) ※24 日(月)、25 日(火)休廊

12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで